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ひそやかな別天地 −伊藤若冲《菜蟲譜》と江戸から近代の「絵の本」−


収蔵企画展
ひそやかな別天地
−伊藤若冲《菜蟲譜》と江戸から近代の「絵の本」−

【併催:吉澤コレクションの陶芸「壺中の天」】

伊藤若冲《菜蟲譜》(重要文化財)(部分)
※6/2〜24 のみ展示(前半部分6/2〜13、後半部分6/14〜24)

ITO Jakuchu(1716-1800)
Saichufu(Compendium of Vegetables and Insects)
Exhibited only on 2 June-24 June 2018



会期 平成30年 5月26日(土)〜 7月1日(日)
会期中の休館日 毎週月曜日
開館時間 午前9時30分〜午後5時
観覧料 一般510円(20名以上の団体は460円)
無料開館:平成30年6月10日(日)「県民の日」どなたでも無料でご覧いただけます
大学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は観覧無料
※学生証・障害者手帳等をご提示ください。
※都合により会期・内容が変更となる場合があります。

Exhibition period 26 May - 1 July 2018
*Jakuchu's Work Exhibited only on 2 June-24 June 2018
Closed Closed on Mondays
Museum hours 9:30−17:00
Admission fee

Adult-¥510 (¥460)  Students-Free
Persons with Disability (with Presentation of the Physical Disability Certificate and Free Admission for one Caretaker)-Free
*Amounts shown in parentheses are group rate (over 20 people)
*Admission Free on 10 June 2018

Address

Yoshizawa Memorial Museum of Art,Sano
1-14-30,Kuzuu-Higashi,Sano,Tochigi,327-0501
Email:yoshizawa<at>city.sano.lg.jp



展覧会の概要

伊藤若冲《菜蟲譜》は「巻物」すなわち「本」の形式をとる絵画です。大坂の知人が若冲を「厚くもてなした」ことを契機に描かれました。若冲の代表作である「動植綵絵」が空間を荘厳する目的で描かれたのに対し、晩年の代表作のひとつである本作は、卓上や小さな部屋で、一人または少人数で鑑賞することを想定して描かれたプライヴェートな性格の強い作品といえます。
今回の展覧会では、巻物や画帖・版本など、「本」の姿をとる絵画作品を展示し、その「見る人との距離が近い」という点に注目します。
右から左へ広げるに従い物語や名所が現れる「画巻/絵巻」、浮世絵師が物語を描いた躍動感あふれる「読本挿絵」(版本)、外国の珍しい動物を描いた「博物図譜」(版本)、海外の戦争の様子や地理を図解した「新聞挿絵」(版本)、江戸から近代にかけて流行した画家・文人による小品をアルバム状に仕立てた「画帖」などを展示します。近年あらたに収蔵した吉澤家文書の古典籍をはじめ、初公開作品も多く予定しています。

そっと開くとそこに広がる、ひそやかな「別天地」をおたのしみください。

 

展示構成

【第1室】
・近代の画帖
  明治の吉澤家当主が収集した鉄斎などの画帖ほか
・巻物をひらく
  2種類の「巻物」とその楽しみ方の違いを紹介
【第2室】
・吉澤コレクションの陶芸「壺中の天
  この壺に入ったらどんな「別天地」が見える?
【第3室
・江戸のエンタメ、明治の好奇心―北斎を中心に―
  葛飾北斎の読本挿絵、落合芳幾の「銅板画もどき」ほか
・万屋兵四郎こと福田鳴鵞―葛生ゆかりの洋書出版者―
  少年期を葛生で過ごし、のちに勝海舟の情報提供者となった福田鳴鵞がかかわった漢訳洋書・最初期の新聞などの挿絵
・吉澤松堂と雅友たち―詩と書と画で交わる―
  墨竹を描いた吉澤家の江戸後期の当主の作品と画譜(芥子園画伝)など
【第4室】
・大坂の友のために描く―若冲・撫山・半斎―
  《菜蟲譜》は誰のために描かれたか?
【ミニ体験コーナー】
・巻物、版本、画帖にさわってみよう
 複製などを実際に手にとって体験するミニコーナー

主な展示作品


  • ひそやかな別天地 展示作品リスト(PDF)
  • 菱田春草ほか
    『天霊地気画帖』より
     当館寄託★[通期展示]
    YOKOYAMA Taikan

    高橋波藍ほか
    『袖裏珍画帖』より
    当館寄託★[通期展示]
    TAKAHASHI Haran

    葛飾北斎 画
    『新編水滸画伝』巻之一
    当館寄託★[通期展示(場面替)]
    KATSUSHIKA Hokusai

    万屋兵四郎(福田鳴鵞) 刊
    『官板海外新聞別集』下巻(部分)
    当館寄託★[通期展示(場面替)]
    FUKUDA Meiga

    森川曾文ほか
    《京都大家寄合画巻》上巻(部分)
    当館所蔵[通期展示(場面替)]
    MORIKAWA Sobun

    三代歌川国貞画
    『歌舞伎座筋書』第14号 表紙(部分)
    当館寄託★[表紙は後期]
    UTAGWA Kunisada

    会期中の催し物

    ■めくるめく巻物体験・作品鑑賞会
    ・日時:5月26日(土)、6月10日(日)、6月17日(日) 
     巻物:午後1時〜 鑑賞会:午後2時〜(各30分程度)
    ・場所:美術館展示室(エントランス集合)※当日の観覧券が必要です。
    ・巻物体験:《菜蟲譜》のレプリカを使って、巻物を広げながら鑑賞します。
    ・鑑賞会:当館学芸員が作品解説を行いながら、皆さまと一緒に作品鑑賞を行います。

    フレスコ画体験教室「地元産石灰を使って若冲を描こう!」定員に達しました
    ・6月23日(土)10:30〜16:00
    ・講師 栗又由美さん(絵画教室講師)
    ・定員 15人(要事前申込、低学年は保護者同伴)
    ・会場 栃木県石灰石工業会館3階(階段使用)
    ・参加費 無料 ※栃木県石灰工業協同組合協賛

    ・主催 栃木デスティネーションキャンペーン佐野推進・実行委員会、佐野市立吉澤記念美術館


    同時開催

    平成30年6月2日(土)〜6月26日(火)
    陶板で作る若冲
    【内容】伊藤若冲の動植綵絵を原寸大で描いた陶板の展示
    【主催】 文星芸術大学 
    【会場】地域交流センター(吉澤記念美術館内)

     

    ごいっしょに

    ■佐野市の文化施設等
    佐野市郷土博物館 
    葛生伝承館 
    葛生化石館
    人間国宝 田村耕一陶芸館
    佐野市立図書館(葛生図書館) 


    予告なく内容・展示作品等が変更となる場合があります。あらかじめご了承下さい。
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